一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、インド政府とグリーン水素の促進に向けたロードマップに合意
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.11.08 【情報源】/2024.10.26 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、第7回ドイツ・インド政府間協議において「インド・ドイツグリーン水素ロードマップ」に合意したことを公表した。これはグリーン水素を長期的に経済的に採算の取れるものにし、世界各地での生産と取り引きの支援を目的にしたもの。
両国政府は2006年以降、エネルギーパートナーシップを構築しているが、グリーン水素を目的とした常設の作業部会もここに創設される予定である。
ロードマップでは民間部門における投資の促進に重点が置かれている。
また特に脱炭素化が難しい分野やグリーン水素の生産、取り引き、輸出、利用を促進するための条件に関する情報交換も強化される。
インドは2030年までに年間500万トンの水素の生産能力を構築する計画を立てている。
ドイツの国家水素戦略では、国内における水素需要は2030年までに年間95〜130TWhに増加すると想定されており、このうち50〜70%は輸入で賄われることが予測されている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】