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環境ニュース[国内]

(仮称)上沼風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.09.24 【情報源】環境省/2024.09.20 発表

環境省は、「(仮称)上沼風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(株式会社グリーンパワーインベストメント)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、秋田県鹿角市において、最大で出力 95,000kW(単機出力 4,200〜6,100kW×15〜22基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
[1]河川、沢筋、水源かん養保安林等が存在し、重要な水生動物が生息している可能性があることから、土工量の抑制、沈砂池の設置等を行い、土砂及び濁水の流出を最小限に抑えること等により、水環境及び水生動物への影響を回避又は極力低減すること
[2]イヌワシクマタカ等の生息が確認され、想定区域の周辺は、環境省による「イヌワシ保護増殖事業計画」に基づく事業が計画されている地域でもあるため、風力発電設備の配置等の検討に当たっては、専門家や関係機関等と十分な調整を行い、鳥類への影響について適切に調査、予測及び評価を行い、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
[3]自然度が高い植生、カモシカ保護地域、水源かん養保安林等が存在することから、植物及び生態系への影響について適切に予測及び評価を行い、既存道路、無立木地等を活用すること等により、自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること
等を求めている。

【環境省】

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