アメリカエネルギー省、クリーン水素技術の推進に 6,200万 ドル助成

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.09.18 【情報源】／2024.08.30 発表

アメリカエネルギー省（DOE）は、強靭で衡平なクリーン水素経済の構築に向け、次世代のクリーン水素技術の研究、開発、普及を加速させるため 15州 の 20事業 に 約6,200万ドル を提供する。
良質な雇用を創出しつつ気候危機に対処する安価なクリーン水素経済というバイデン政権が掲げるビジョンは、「国家クリーン水素戦略とロードマップ」に具体化されており、省庁一丸で実施されている。
今回の助成もこれに沿ったもので、以下の 5分野 のプロジェクトが選出された。

・中・大型車用水素充填設備の先進的な部品の開発（4事業、850万ドル）
・低コストで標準化された中・大型トラック用水素充填ステーションの開発と実証（4事業、4,000万ドル）
・水素燃料電池で動く港湾設備の設計、開発、実証（1事業、250万ドル）
・水素の展開の際の許認可と安全性の実現（7事業、700万ドル）
・不利な条件下の地域社会の水素技術への参画（4事業、400万ドル）

【アメリカエネルギー省】