一般財団法人環境イノベーション情報機構
令和5年度 大気中水銀バックグラウンド濃度等のモニタリング調査結果を公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2024.09.09 【情報源】環境省/2024.09.06 発表
環境省は、国内の発生源による影響を直接受けにくい地点(バックグラウンド地点)である沖縄県辺戸岬及び秋田県男鹿半島において、大気中水銀濃度等のモニタリング調査を実施している。対象物質は、大気中にガス状で存在する金属水銀、酸化態水銀、及び粒子状水銀の濃度と、降水中の総水銀濃度。
辺戸岬では、水銀の発生源・挙動等を解析するため、大気中粒子状物質中の水銀以外の金属類等(有害17成分、指標6成分)の濃度の測定も行っている。
令和5年度の調査においては、これらの地点の大気中水銀濃度等は、指針値等を十分下回っており、これまでの調査結果とも大きな乖離はなかった。
【環境省】