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環境ニュース[国内]

(仮称)栗子山風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.09.02 【情報源】環境省/2024.08.30 発表

環境省は、「(仮称)栗子山風力発電事業環境影響評価準備書」(JR東日本エネルギー開発株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、山形県米沢市において、最大で出力34,000kW(単機出力 最大4,300kW×最大10基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
[1]本事業の工事計画は大規模な土地の改変が行われ、土工量が著しく多くなっていることから、切土量及び盛土量を可能な限り少量化するとともに、土地の改変を最小限に抑制すること
[2]対象事業実施区域及びその周辺では、年間を通じてイヌワシの採餌行動を含む飛翔が多数確認されていることから、今後の検討に当たっては、知見を有する複数の専門家等から構成される協議会を設置し、環境保全措置の検討を適切に実施すること
[3]対象事業実施区域内には、なだれ地自然群落、クロベ-キタゴヨウ群落、ササ群落等の自然度の高い植生が存在しており、本事業ではこれらの群落の一部を改変する計画となっていることから、自然度の高い植生の改変を回避又は極力低減すること
等を求めている。


【環境省】

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