一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)小平町風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.08.05 【情報源】環境省/2024.08.02 発表
環境省は、「(仮称)小平町風力発電事業 計画段階環境配慮書」(ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、北海道留萌郡小平町において、最大で出力85,400kW(単機出力 4,200〜6,100kW級×最大17基)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
[1]想定区域の周辺に存在する住居への影響について適切に調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ風力発電設備について住居から離隔を確保すること等により、騒音及び風車の影に係る影響を回避又は極力低減すること
[2]想定区域及びその周辺では、国内希少種であるオジロワシ等の海ワシ類の生息が確認されているほか、海ワシ類、ノスリ、ハクチョウ類、ガン類等の主要な渡り経路となっている可能性があることから、適切に調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】