一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

(仮称)東通村陸上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.07.17 【情報源】環境省/2024.07.16 発表

環境省は、「(仮称)東通村陸上風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社レノバ)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、青森県下北郡東通村において、最大で出力240,000kW(単機出力 4,200〜7,500kW級×32〜50基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
[1]複数方向から風車の影響を受ける可能性がある住居等が存在することを踏まえ、風力発電設備について住居等から離隔を取ること等により、騒音及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること
[2]水源かん養保安林及び土砂流出防備保安林が存在することを踏まえ、土砂及び濁水の流出等による動植物及び自然環境への影響に関する調査、予測及び評価を行い、改変区域の選定や土工量及び改変量の抑制等を行うことにより、自然環境への影響を回避又は極力低減すること
[3]希少猛禽類であるオジロワシ、オオワシ、クマタカ等や渡り鳥の風力発電設備への衝突、移動の阻害等が懸念されるため、専門家等からの助言を踏まえ、調査、予測及び評価を行い、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。

【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース