一般財団法人環境イノベーション情報機構
三崎恵水産、《めざせ!発泡スチロール削減》まぐろ問屋が次世代型保冷箱を開発
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2024.06.25 【情報源】企業/2024.05.28 発表
水産加工・卸問屋としてまぐろ商品の加工・販売を行う株式会社三崎恵水産は、発泡スチロールと同等の保冷性能を実現した次世代の保冷箱「tunagu cool box」(ツナグ クールボックス)をリリースした。まぐろの輸送に大量の発泡スチロールを使用するが、流通の役目を終えた発泡スチロールは、顧客先にとっても廃棄コストのかかる厄介なゴミになってしまう。今回開発した商品は、外側はリサイクル可能な段ボール、内側は自然素材の発泡体で、樹脂(プラスチック)の配合比率を半分以下に抑え、可燃ごみとして処分することができるものを採用した。この2つを組み合わせることで環境に配慮した原材料から保冷機能と可燃性の両立が可能となり、物流・ゴミ・環境、それぞれの課題解決をめざした作りを実現した。
【株式会社三崎恵水産】