シキボウ、コットン素材を再利用したバイオマスプラスチックペレットを開発

シキボウ株式会社は、循環経済への移行およびカーボンニュートラルに向けた取組として、従来廃棄されているコットン素材を再利用したバイオマスプラスチックペレット「CottResin」（コットレジン）を開発した。
この技術は、従来廃棄されていたコットン素材をミクロサイズまで細かくし、ポリプロピレン樹脂と混ぜる開発を進める中で、ポリプロピレン100％の商品に比べて、物性が向上するデータを得て開発。これまでのプラスチック製品より強度や耐久性に優れた成形品をつくることができる。また、薄肉化にも貢献し、樹脂の使用量削減や軽量化も見込める。
同社では、この技術をさらに進めて、3年後の事業化を目指すとしている。

【シキボウ株式会社】