一般財団法人環境イノベーション情報機構
羽田空港、木造・鉄骨ハイブリッド構造採用の第1ターミナル北側サテライト施設が着工
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.05.30 【情報源】企業/2024.05.07 発表
羽田空港の旅客ターミナルの建設、管理・運営を行う日本空港ビルデング株式会社は、第1ターミナル北側に6スポットを備えた出発・到着ゲート施設であるサテライト施設を建設する工事に着手した。新施設は、構造体に木材を使用することで、鉄骨造の施設と比べ、建設時に排出される二酸化炭素を2,630t-CO2削減し、また、供用開始後も建物に長期間1,435t-CO2の二酸化炭素を固定することができる。
また、太陽光発電パネルや外壁断熱の高性能化などの各種環境技術を採用し、快適なターミナル施設の環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーを30%以上低減し、ターミナル運営におけるエネルギーの消費量を抑制するとともに、設計から建設、運用などにわたる全ての段階で、環境に与える負荷を最小限に抑え、サプライチェーンを含めた脱炭素や資源循環にも貢献する。
【日本空港ビルデング株式会社】