東芝エネルギーシステムズ、佐賀市と共同開発したCO2吸収液を使用したCO2分離回収設備の販売開始

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.05.28 【情報源】企業／2024.04.18 発表

東芝エネルギーシステムズ株式会社は、CO2分離回収設備に使用する高性能なCO2吸収液の開発を佐賀市と共同で実施し、新しい吸収液「TS-X」の製品化を完了。この新吸収液を使用したCO2分離回収設備の販売を開始すると発表した。
この新吸収液は、佐賀市の清掃工場で稼働しているCO2分離回収設備で、8,000時間以上の運転を行って検証・開発を行い、劣化速度が従来の吸収液の1/3まで低減することが確認できたもの。
同社では、新吸収液を使用したCO2分離回収設備の拡販を進めるとともに、既存の CO2分離回収設備向けにも吸収液の切り替え時などにおいて随時供給していきたいとしている。

【東芝エネルギーシステムズ株式会社】