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環境ニュース[国内]

トクヤマ、AGCの太陽光パネルカバーガラスリサイクル実証試験成功に貢献

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2024.04.26 【情報源】企業/2024.03.25 発表

株式会社トクヤマは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同開発中の「太陽光パネル低温熱分解リサイクル技術」を用いて分離処理した太陽光パネルのカバーガラスを、AGC株式会社によるフロート板ガラス向けリサイクル実証試験に供給した。
太陽光パネルは耐用年数が20〜30年とされ、2030年代後半より年間数十万トンが廃棄される見込み。このうちカバーガラスは重量全体の約6割を占めており、産業廃棄物として埋め立て処理されることによる深刻な環境負荷が懸念されている。
同社では、廃太陽光パネルを構成する部材を高品質に処理、抽出する技術を確立。AGCで行われた実証試験においては、同社が供給したカバーガラスを原料として活用し、日本で初めて、フロート板ガラスへのリサイクルに成功した。

【株式会社トクヤマ】

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