一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境カウンセラー登録制度見直しへ 環境省が検討会設置
【環境学習 カウンセラ/指導者】 【掲載日】2003.04.15 【情報源】環境省/2003.04.14 発表
環境省は環境カウンセラー登録制度を見直すために検討会を設置し、第1回の会議を平成15年4月23日に開催することにした。環境カウンセラー登録制度は、環境保全活動に関する専門的な知識や豊富な経験を持つ人材で環境省の実施する書面・面接審査に合格した人を、環境保全活動についての助言ができる「環境カウンセラー」として登録・公表する制度。平成8年度の制度開始以来、毎年1回登録希望者を募集・審査しており、現在、登録者は現在3,097人(事業者部門1,994人、市民部門1,285人(うち両部門登録者182人)にのぼる。
ただし制度創設から7年を経過し、当初には予想されなかった課題も出てきているため、14年12月に出された中央環境審議会の「環境保全活動の活性化方策について」の中間答申でも、「研修・更新の考え方を活動実績が評価されるような仕組みに改善することを検討すべき」との提言がされていた。
今回の検討会では、このような状況を踏まえて環境カウンセラーの今後の活動のあり方、登録制度の改善を検討する予定だ。【環境省】