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環境ニュース[国内]

福井国見岳における風力発電事業(仮称)に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境行政 環境アセスメント】 【掲載日】2024.03.27 【情報源】環境省/2024.03.26 発表

環境省は、「福井国見岳における風力発電事業(仮称)環境影響評価準備書」(福井くにみ風力合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
この事業は、福井県福井市において、最大で出力37,800kW(単機出力 4,200kW×最大9基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)本事業計画の今後の検討に当たっては、既に地域協議会を設置し地域住民への連絡体制を構築しているが、引き続き、地域協議会を活用する等、地域住民等に対し丁寧かつ十分な説明を行うこと
(2)本事業の工事計画は、土工量が多い土地の改変を伴うものとなっている。このため、風力発電設備等の設置については、近接する既存道路を極力活用し、土工量及び土地の改変を最小限に抑えたものとすること
(3)対象事業実施区域の周辺で営巣及び繁殖が確認されているクマタカのペアについては、繁殖影響の回避・低減に十分な環境保全措置を講じること。稼働後のバードストライクの有無に係る事後調査を適切に実施し専門家の助言等を踏まえ、必要に応じて追加的な環境保全措置を講じること
等を求めている。

【環境省】

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