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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、世界の再エネ容量は2030年までに2.5倍に拡大の見通しと報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2024.01.25 【情報源】国際機関/2024.01.11 発表

国際エネルギー機関(IEA)は、再生可能エネルギーに関する最新の年次市場報告(2023年版)を発表した。
これによると、2023年の世界の再エネ新規導入容量は約510GW(前年の1.5倍)に達し、その増加量の4分の3を太陽光発電が占めた。
最も増加が著しいのは中国で、欧州、アメリカ、ブラジルでも過去最高の伸びとなった。

現行の政策と市場条件の下では、世界の再エネ容量は2028年までに7,300GWへ拡大する見通し。太陽光と風力が増加分の95%を占め、2025年初頭までに再エネは石炭を抜いて最大の発電源となる。
太陽光と陸上風力の導入量は2028年までにアメリカ、EU、インド、ブラジルで過去5年間の2倍以上となる見込み。

2030年までに世界の再エネ容量は2.5倍に拡大する見通しだが、2030年までに3倍増というCOP28の目標達成に向け政府はさらなる対策が必要になる。
新興国や途上国における再エネの資金調達と導入の急拡大が目標達成の鍵となるという。

国際エネルギー機関

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