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環境ニュース[国内]

大和ハウス、幹線中継輸送サービス「SLOC」の実証を実施

大気環境 交通問題】 【掲載日】2023.12.12 【情報源】企業/2023.11.17 発表

大和ハウス工業株式会社は、株式会社デンソー、アスクル株式会社、エレコム株式会社、タカラスタンダード株式会社、三井倉庫ロジスティクス株式会社、安田運輸株式会社と合同で、荷物を積載する荷台(コンテナ)部分を脱着できるスワップボディコンテナを用いた幹線中継輸送サービス「SLOC(Shuttle Line Of Communication)」の実証実験を、2023年7月10日(月)から14日(金)まで、静岡県浜松市と埼玉県坂戸市を中継地点とし、関東・関西間にて実施した。
実証実験の結果、SLOCが物流業界における人手不足や長時間労働といった「2024年問題」の解決に有効な手段の一つであること、そしてCO2排出量を削減し環境負荷低減にも貢献することを確認した。

実証結果は以下の通り。

(1)人手不足、長時間労働について
・ SLOCを活用しない場合に比べ、ドライバー数を12名から7名に削減でき、人手不足解消に貢献
・ 運行にかかる所要時間が、最大約30%削減(大阪府吹田市〜神奈川県横浜市において、17時間から12時間17分に削減)、ドライバーの労働時間削減に貢献
(2)環境負荷について
・ 運行にかかる所要時間が削減されることで、CO2排出量を855トンから461トンに削減(46%減)
(3)運用について
・荷主企業5社と運送協力会社6社による1日6便の運行スケジュールをほぼ計画通り実施できることを確認
・ 使いやすいUI(ユーザーインターフェイス)を取り入れた、デンソー開発によるコンテナ管理システムを導入し、中継地点に複数台のコンテナが置かれた場合でも、ドライバーによるコンテナの脱着オペレーションがスムーズに行われたことを確認
・ 複数荷主による貨物の混載について、荷主間の役割分担・責任区分を明確にし、輸送することができた

詳細はプレスリリース参照。

【大和ハウス工業株式会社】

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