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環境ニュース[海外]

ドイツ 第7回ドイツ・中国環境フォーラムを開催。プラスチック廃棄物を重点に議論。

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2023.11.23 【情報源】ドイツ/2023.11.01 発表

ドイツ連邦環境省のレムケ大臣は、中国の太倉市で開催された第7回ドイツ・中国環境フォーラムの成果を賞賛し、中国政府生態環境部の黄部長と、環境と自然保護における両国の協力関係を深め、より拡大することに同意したことを公表した。
同フォーラムは両国の環境政策において最も重要な二国間対話であり、2003 年以降、定期的に開催されている。今回はドイツ財界アジア太平洋委員会(APA)との共催で開催され、「昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施」、「持続可能な化学物質管理」、「環境、特に海洋におけるプラスチック汚染対策」について 3 つのサブフォーラムも実施された。重点の一つはプラスチック廃棄物の削減であり、 政治、経済、環境団体の代表者らは持続可能な経済モデルと解決策について議論した。
レムケ大臣は、「世界的危機の克服において、中国が中心的な役割を果たすことを期待している。最大のCO2排出国であり、最大の再生可能エネルギー生産国である中国の貢献なしでは、気候危機を阻止することはできない。また、国際的な自然保護やプラスチック廃棄物対策の目標達成にも中国の貢献が不可欠である。私たちは持続可能な製品設計、毒性の低いプラスチックの利用、耐用年数の改善、再利用可能でリサイクル性が高い製品の開発の必要性について議論し、プラスチック廃棄物に対してより積極的に取り組む必要があることを確認した。今回のフォーラムは、2025年までに策定が予定されているプラスチック廃棄物に関する国際協定に向けた重要な一歩となった。」と述べた。
【ドイツ連邦環境省】

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