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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、鉛製給水管の撤去を迅速に進めるためのイニシアチブを発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2023.11.21 【情報源】アメリカ/2023.11.07 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、バイデン政権の「アメリカへの投資」政策の一環として、製の給水管の撤去を迅速に進め、地域住民がより安全な飲料水を利用できるようにするための「除去(GLO)イニシアチブ」を発表した。EPAは労働省と連携し、行政サービスが十分に行き届いていないなど不利な立場にある200の地域社会を対象に、給水管の特定や置換計画の策定、置換に対する助成金の申請を行ううえでの支援を行う。
曝露対策は政府を挙げた取組であり、同政権は、給水管の100%撤去を目標に掲げ、給水管の置換作業を加速することを最優先課題に据えている。すでにEPAは2023年1月、4つの州と共同で給水管の撤去と置換を推進するイニシアチブを立ち上げているが、古い家の給水管を中心に、依然として全国920万の給水管にが使われているという。
これらのイニシアチブの資金は超党派インフラ法から拠出される。同法からは、上下水道インフラに500億ドルが投じられ、うち150億ドル以上が給水管の置換に充てられる。
【アメリカ環境保護庁

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