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環境ニュース[海外]

イギリス政府、ごみ分別回収と悪質な廃棄物業者の取り締まりに関する改革計画を発表

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2023.11.08 【情報源】イギリス/2023.10.21 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、イングランドの家庭や企業等のごみ分別回収と悪質な廃棄物業者の取り締まりに関する改革計画を発表した。
複雑なリサイクルシステムを簡素化し、回収する必要のある資源ごみ(ガラス、金属、プラスチック、紙、食品廃棄物、庭から出る廃棄物)を全自治体が確実に回収できるようにする。また、全世帯から出る食品廃棄物の週次回収を2026年までに導入するとともに、少なくとも2週間に1回残留ごみを収集することを推奨する。
一方、これらの計画を悪質業者の取り締まり(廃棄物の移転・取引を行う企業の素行調査等)により支援し適切な廃棄を促す。また、現行の廃棄物追跡システムを見直し、データ収集方法を改善、新たなデジタルシステムの導入により規制当局の犯罪摘発能力を強化する。
今回の発表はリサイクル向上と廃棄物削減を目指す広範な取組を強化するもの。2023年10月1日にはイングランドで使い捨てプラスチック製皿やトレイ、ボウル、カトラリー等の供給を禁止する規制が発効している。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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