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環境ニュース[国内]

(仮称)檜山沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.07.07 【情報源】環境省/2023.07.06 発表

環境省は、「(仮称)檜山沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(コスモエコパワー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、北海道二海郡八雲町、檜山郡江差町、檜山郡上ノ国町及び久遠郡せたな町の沖合において、最大で出力1,000,000kW(単機出力 10,000〜20,000kW程度×最大100基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)想定区域及びその周辺では、国内希少種であるイヌワシ、オジロワシ等の生息が確認されている。このため、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(2)想定区域の一部は、「生物多様性の観点から重要度の高い海域」に抽出されているほか、藻場が存在していることから、適切に調査、予測及び評価を行うこと。また、重要な自然環境のまとまりの場の改変を回避又は極力低減するとともに、海生生物の生息・生育環境への影響が懸念される場合は、環境保全措置を講ずること
等を求めている。

【環境省】

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