ドイツ　南アフリカ共和国とグリーン水素パワー・トゥ・エックス（PtX）の分野での協力に合意

ドイツ連邦経済気候保護省（BMWK）のハーベック大臣と南アフリカ共和国電力省のラモクゴパ大臣は、グリーン水素とパワー・トゥ・エックス（PtX）の分野で両国の協力を促進することを目的とした基本合意書に署名した。
これは、グリーン水素とそれに関連する合成燃料およびアンモニアの生産、加工、使用、輸送の分野で両国の緊密な協力を約束するもので、政府間の交流強化、市場へのアクセスを促進、共同プロジェクトの開発、政治や学術分野での対話促進を行っていく。
南アフリカ共和国はグリーン水素生産に理想的な場所と考えられおり、中長期的にグリーン水素経済を構築することで、その産業化と雇用創出が期待されている。
両国の協力も最初は再生可能エネルギーシステムの構築とグリーン水素を使用した南アフリカ産業の脱炭素化の促進が重点であり、最終段階で輸出の可能性を目指すとしている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】