一般財団法人環境イノベーション情報機構
14年10〜12月期の家電リサイクル法対象4品目の不法投棄台数 13年度同時期より22.1%増
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.03.25 【情報源】環境省/2003.03.24 発表
環境省は14年10〜12月期の家電リサイクル法対象4品目廃家電の不法投棄台数調査速報値をまとめ、公表した。この調査は13年と14年の10〜12月期の不法投棄データを持つ自治体2,392市区町村を対象に実施されたもの。
14年10〜12月期の家電4品目の不法投棄台数はエアコンが4,111台、テレビが2万434台、冷蔵庫が8,506台、洗濯機が6,907台で4品目合計では3万9,958台となった。
また13年10〜12月の累計不法投棄台数と14年10〜12月の累計不法投棄台数を品目別に比較した結果では、14年度の不法投棄台数のほうがエアコンで508台(14.1%)増加、テレビで3,911台(23.7%)増加、冷蔵庫で1,636台(23.8%)増加、洗濯機で1,177台(20.5%)増加しており、総計では7,232台(22.1%)の増加となっていた。
環境省はこの結果について「廃棄台数に対する不法投棄台数の割合は13年度同時期とほぼ同じ1〜2%の間で推移しており、家電リサイクル法施行後2年目を迎え、不法投棄もほぼ落ち着いている状況」との評価を示している。【環境省】