海上保安庁、令和4年の海洋汚染の現状（確定値） を発表

【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2023.03.09 【情報源】海上保安庁／2023.02.15 発表

海上保安庁は、令和4年1月1日から12月31日までの間に日本周辺海域において確認した海洋汚染の件数は、468件（前年493件）と発表した。
・油による海洋汚染は、299件（前年332件）
　油排出の主な原因は、作業中の取扱不注意、船舶海難、機械の破損
　船舶の船種別では、漁船、プレジャーボート、貨物船、作業船、タンカーの順
・廃棄物による海洋汚染は、148件（前年139件）
　一般市民や漁業関係者による不法投棄

今後の取組
・油による海洋汚染について、海事・漁業関係者に対して海洋環境保全講習会の開催や、訪船・訪問を行い、排出防止等に関する指導を実施。
・廃棄物による海洋汚染について、海洋環境保全教室、訪船・訪問指導、漂着ごみ分類調査等を通じ、主に漁業関係者、若年層を含む一般市民に対し、不法投棄防止の呼びかけを行い、廃棄物や海洋プラスチックごみ等が海洋環境に与える影響などについての啓発活動を実施。

詳細はプレスリリースを参照

【海上保安庁】