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環境ニュース[海外]

ドイツ 北海における電力系統相互連携計画を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2023.03.10 【情報源】ドイツ/2023.02.27 発表

ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、送電事業者である50Hertz社、Amprion社、TenneT社と共同で、北海における電力系統相互連携プロジェクトの初期計画を提示した。今後、総容量で10ギガワット分の洋上風力発電所を相互連携させていく。この電力系統の連携は、風力発電設備をドイツの電力系統に接続するだけでなく、デンマークやオランダなど欧州近隣諸国との送電を可能にするもので、国際的な電力取引の拡大が可能となり、ドイツやヨーロッパにおける電力供給の安全保障を向上させるとしている。連邦経済気候保護省は、当計画と並行して北海における国際的な電力系統の連携による全体的な利点を調査する研究を実施し、その結果、相互連携は温室効果ガスの排出を減らし、供給の安全性を高め、利用可能な空間をより効率的に活用し、コストを大幅に削減することが示されたとしている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】

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