一般財団法人環境イノベーション情報機構
三井化学、バイオマスポリカーボネート製品の生産・販売に向けた取り組みを開始
【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2023.02.28 【情報源】企業/2023.02.09 発表
三井化学株式会社と三菱ガス化学株式会社(MGC)は、2050年カーボンニュートラル実現の一環として、三井化学のBePLAYER(R)ブランドより展開予定のバイオマスビスフェノールA(バイオマスBPA)をMGCのポリカーボネート樹脂(PC)「ユーピロン(R)」のモノマー原料として提供し、MGCにてバイオマスPCの生産・販売に向けた取り組みを開始したことを発表。三井化学は、2021年12月に日本で初めてバイオマスナフサを原料とする誘導品・製品群を、ISCC PLUS認証制度に基づいたマスバランス方式によって割り当て、バイオマス化学品・樹脂を販売している。従来、植物由来原料から直接にバイオマス芳香族化合物を調製することが困難であったバイオマスフェノール・チェーン製品においても、順次製品の提供をはじめており、2024年3月までにBPAを含む全7製品の認証取得と販売の開始を目指している。このほど、バイオマスBPAをMGCに提供することとなった。
【三井化学株式会社】