一般財団法人環境イノベーション情報機構
三井化学、野村総研、プラス、協和産業間でデジタルトレーサビリティ機能を実装したオフィス用品の水平リサイクル実証実験を実施
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2023.01.30 【情報源】企業/2022.12.21 発表
三井化学株式会社とプラス株式会社、協和産業株式会社および株式会社野村総合研究所の4社は、資源循環型社会の実現を目指し、この度オフィス用品であるクリアーホルダーにトレーサビリティ機能を実装した水平リサイクル実証実験を実施した。4社は、かねてより材料、素材、製品の循環型社会の実現のため連携を強化しており、取組みは、その成果の一つとなる。また、4社は全て資源循環型社会の実現という社会課題の解決とソーシャルイノベーションの実現に向けて取り組むコンソーシアム「Pla-chain(プラ・チェーン)」に加盟している。今後は、同コンソーシアムとも連携し、取組みでの学びや課題を共有し、業界の垣根を超えた循環型社会実現の動きを加速させいく。
三井化学は、「廃プラ」などの社会課題解決に向け、プラスチックのトレーサビリティシステム(資源循環プラットフォーム)の構築、並びにステークホルダー間の連携促進を目的としたコンソーシアム「Pla-chain」を設立した。本実証実験は、これらを具現化する水平リサイクルのエコシステム構築プロジェクトとなる。同社は、環境負荷低減につながる製品デザインや、資源の有効利用を最大化するリサイクルの仕組みづくりなど、社会課題を解決するソリューション型ビジネスモデルを通じて循環型社会を実現していく、としている。
【三井化学株式会社】