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環境ニュース[国内]

川崎汽船、関西電力との CCS バリューチェーン構築に向けた液化 CO2 船舶輸送の共同検討に関する覚書締結

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.01.27 【情報源】企業/2023.01.19 発表

川崎汽船株式会社は2023年1月19日(木)、関西電力株式会社と二酸化炭素回収貯留(CarbondioxideCaptureandStorage,CCS)バリューチェーン構築に向けた液化CO2船舶輸送の共同検討に関する覚書を締結した。両社は今後、関西電力が運営する火力発電所から排出されるCO2を対象に、液化CO2の海上輸送・貯留に関する最適な輸送スキームやコストについて共同検討を行い、将来のCCSバリューチェーンの構築を目指す。
CCSはCO2を回収・貯留する技術で、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて重要な役割を担うことを期待されている。同共同検討では、長距離・大規模な輸送に適した液化CO2船による海上輸送について調査・検討を行い、より柔軟なCCSバリューチェーンの構築を目指していく。
同社は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の再委託先としての液化CO2船舶輸送実証事業の取り組みや、世界初のフルスケールCCS事業であるノルウェーのNorthernLightsプロジェクトなどに参画し、CCSという新たな事業領域において、安全で信頼性の高い液化CO2輸送の開発を進めている。
【川崎汽船株式会社】

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