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環境ニュース[国内]

川崎汽船、Northern Lights 社向け液化CO2船2隻の長期契約を締結

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.01.24 【情報源】企業/2022.12.19 発表

川崎汽船株式会社は、自社子会社を通じて、Northern Lights JV DAと7,500立方メートルの液化CO2船2隻の裸傭船契約および定期傭船契約を締結した。新造船は2024年に引き渡され、世界初の本格的な二酸化炭素回収貯留(CCS)バリューチェーンプロジェクトに従事する。
ロンドンを拠点とする同社子会社“K” Line LNG Shipping(UK)Ltd.が、本船の船舶管理を実施し、Norcem BrevikやHafslund Oslo Celsio等、複数のCO2回収施設からノルウェーØygardenにあるNorthern Lights社のCO2受入基地まで液化CO2を輸送する。
CO2輸送は、欧州産業界のCO2排出者を適切かつ安全なCO2貯留サイトへ繋げる重要な要素となる。Northern Lights 社は北海に貯留ライセンスを持ち、欧州中のCO2排出者に液化CO2船を用いた柔軟な輸送ソリューションを提供する。
船舶輸送は欧州内の航海距離に適した拡張性のあるCO2輸送方法である。Northern Lights社は、世界初の国境を越えたCO2輸送およびCCSバリューチェーンの一部である柔軟な船舶輸送の開発を通して、CCS事業の発展に貢献する。
【川崎汽船株式会社】

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