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環境ニュース[国内]

変圧器へのPCB混入 17社の製品944台への混入を新たに確認

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.03.20 【情報源】環境省/2003.03.20 発表

 (社)日本電機工業会は平成14年7月に変圧器へのPCB混入の可能性が指摘された問題についての中間報告をまとめ、15年3月19日付けで環境省に提出した。
 同工業会は14年9月30日までに判明したPCB検出事例について14年10月に中間報告を提出したが、今回の報告では14年10月1日から15年2月28日までに判明したPCB検出事例をまとめた。17社の製品944台の微量検出事例が新たに判明し、前回報告分と合わせるとPCBの混入があった製品は計1,356台に達したという。
 また前回の中間報告では、混入の原因についての検討結果を14年度末までに報告するとしていたが、新たな検出事例を含めた原因解明を進めているため、今回の報告では原因特定には至らなかった。混入原因についての検討結果のとりまとめは1〜2か月程度遅れる見込み。
 一方環境省でも、検出事例の多かった東芝、三菱電機の2社に製造工程での絶縁油の管理方法などについてヒアリングを行ってきたが、混入原因を特定するには至っていない。このため、環境省は日本電機工業会に、原因解明に関する検討結果報告を早急にとりまとめるよう要請を行うとともに引き続き同省としてもヒアリングを進めたい考え。【環境省】

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