一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)北海道厚田風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.12.26 【情報源】環境省/2022.12.23 発表
環境省は、「(仮称)北海道厚田風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(東急不動産株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、北海道石狩市において、最大で出力91,500kW(単機出力4,300〜6,100kWx最大15基)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)事業実施想定区域及びその周辺に複数の住居が存在していることから、風力発電設備を住居から離隔を取ること等により、風車の騒音及び影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること
(2)事業実施想定区域及びその周辺では、国内希少種であるオジロワシ、クマタカ、オオワシ等の希少猛禽類の生息が確認されている。このため、適切に調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類等への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】