一般財団法人環境イノベーション情報機構
出光興産、カーボンニュートラル実現に向け徳山事業所のバイオマス発電所が竣工
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.12.26 【情報源】企業/2022.12.13 発表
出光興産株式会社は、徳山事業所にバイオマス発電所(名称:出光徳山バイオマス発電所、発電出力:5万kW)を新設し12月12日に竣工式を行った。営業運転開始は2023年1月の予定で、発電した電力は小売電気事業を行う出光グリーンパワー株式会社(当社100%出資)へ供給する。当社が出資するバイオマス発電所としては京浜バイオマス発電所、土佐グリーンパワー土佐発電所、福井グリーンパワー大野発電所に続く4件目となる。発電所は発電出力5万kW、年間発電規模約10万世帯分の電力に匹敵する3億6千万kWhの、大型木質バイオマス発電所となる。営業運転を開始したのち、当面の間は輸入木質ペレットとパーム椰子殻(PKS:パーム椰子の殻の部分。パーム油を生産する過程で発生する農作物残さ廃棄物)を使用するが、中長期的には国産の間伐材や製材端材等を使用することで、環境保全に配慮した持続可能な森林づくりと林業振興、地域の循環型経済の構築と発展に貢献する。
【出光興産株式会社】