（仮称）三十三間山風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.12.13 【情報源】環境省／2022.12.12 発表

環境省は、「（仮称）三十三間山風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」（株式会社ジャパンウィンドエンジニアリング）に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、福井県三方郡美浜町、三方上中郡若狭町及び滋賀県高島市において、最大で出力約103,700kW（単機出力6,100kW×最大17基）の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)想定区域及びその周辺では、国内希少種であるイヌワシ、クマタカ等の希少猛禽類の生息が確認されていること等から、適切に調査等を行うとともに、環境保全措置を講ずることにより、鳥類等への影響を回避又は極力低減すること
(2)想定区域及びその周辺では、河川等の取水地点や水源涵養保安林が存在し、国内希少種であるアベサンショウウオ等の水性動物も確認されていることから、適切に調査等を行うとともに、土砂及び濁水の流出を最小限に抑えること等により、水環境及び水性動物に対する影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。

【環境省】