一般財団法人環境イノベーション情報機構
王子HD、環境に配慮した遮熱ウィンドウフィルム開発
【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2022.12.16 【情報源】企業/2022.12.01 発表
王子ホールディングス株式会社と、グループ会社の新タック化成株式会社は、環境に配慮した遮熱ウインドウフィルムの開発に成功し、試験販売を開始したことを発表。遮熱ウィンドウフィルムは、自動車や建築物の窓ガラスに貼ることで、室内快適性の向上、冷房空調負荷低減や、ガラス飛散防止による安全性付与ができるフィルムとして使用される。昨年開発した自動車用ウィンドウフィルム(高い遮熱性と光線透過率を両立し、自動車のフロントおよびフロントサイドガラスにも使用可能な遮熱ウィンドウフィルム)に続き、当開発品は、環境負荷低減に向けた取り組みとして、粘着剤を保護する剥離フィルム基材にポストコンシューマリサイクル材料(使用済ペットボトルリサイクル原料)を使用し、遮熱ウィンドウフィルム業界初となるエコマーク認定を取得した。
近年、脱炭素・循環型社会への関心がますます高まる中、同社は環境に配慮した製品の設計・製造販売を進め、持続可能な社会の構築に貢献していく、としている。
【王子ホールディングス株式会社】