一般財団法人環境イノベーション情報機構
商船三井、CCUS 向け液化 CO2海上輸送事業開発の協力に関する覚書を締結
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.12.02 【情報源】企業/2022.11.10 発表
株式会社商船三井と Chevron Corporation(シェブロンコーポレーション)は、同社子会社であるChevron New Energies International Pte. Ltdを介して、シンガポールで排出される二酸化炭素を回収した後に液化し、オーストラリア沖貯留地まで海上輸送するための事業開発協力に関する覚書を締結した。当覚書に基づき、商船三井と Chevron は、液化 CO2 の海上輸送に適した船舶の技術的・商業的実現可能性を検討する。
2030 年までの CCUS(Carbon Dioxide Capture, Utilization and Storage)操業開始を目標にしており、操業後は年間 250 万トンの液化 CO2 の海上輸送を見込む。
当検討作業を通じて、商船三井と Chevron は、シンガポールで排出される二酸化炭素の大規模な回収・輸送・地下貯留、またアジア太平洋地域での CCUS バリューチェーン構築に貢献していく。
【株式会社商船三井】