一般財団法人環境イノベーション情報機構
富士通、脱炭素交通実現に向けたデジタルコラボレーションの有効性を実証
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.11.24 【情報源】企業/2022.10.26 発表
富士通株式会社は、World Business Council for Sustainable Development (持続可能な開発のための世界経済人会議)(WBCSD)、オランダのコンサルティング会社Arcadis、およびイギリスの電力会社National Gridと共同で、同社の「Fleet Management Optimization(FMO)」を活用したデジタルコラボレーションの実証を行った。その結果、フリート事業者の電気自動車(EV)充電によるCO2排出量を15%削減できたことを確認した。同実証では、食品、飲料品などの配達車(EV)の運行・充電データと、電力のグリーン度を表すカーボンインテンシティなどのオープンデータを、同社のFMOにより掛け合わせ、分析を行った。その結果、配達車の充電を、グリーン電力が豊富な時間帯に実施することで、フリート事業者のEV充電によるCO2排出量を15%削減し、交通業界、エネルギー業界におけるネットゼロ実現に貢献できることを確認した。
【富士通株式会社】