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環境ニュース[国内]

商船三井、海洋浮遊ゴミ自動回収装置を広島市営桟橋に設置、海洋環境保全・地域社会の発展に貢献

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2022.11.22 【情報源】企業/2022.10.28 発表

 株式会社商船三井のグループ会社で、曳船事業などに取り組む日本栄船株式会社は、広島市の協力の下、日本栄船のタグボート基地として使用している広島港の広島市営桟橋に、海洋浮遊ゴミ自動回収装置「Seabin(シービン)」を10月21日に設置した。

 Seabinは、港湾やマリーナなど穏やかな環境の水域に設置できるゴミ回収装置で、2mm超のマイクロプラスチックの回収も可能。水面に浮遊するゴミを周囲の水とともに吸い込む形で回収し、実際に設置してから2.5日で合計23kgを回収できた。
 日本栄船は、Seabinの設置に加えて、Seabinで回収をした海洋ゴミを毎日引き揚げ分別することで、広島港の海洋環境保全に貢献する。
 なお、回収したゴミは、産業廃棄物処理法に従って適切に処理される。

 同社グループは、「商船三井グループ環境ビジョン2.1」において、海洋環境保全を重要課題と位置づけ、海洋マイクロプラスチック回収装置の開発、海岸清掃活動や海洋保全の啓発活動など様々な取り組みを行ってる。今後もグループ一丸となり海洋環境保全活動に積極的に取り組むと共に、地域社会の持続的な発展に貢献していく、としている。
【株式会社商船三井】

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