一般財団法人環境イノベーション情報機構
商船三井、大手エネルギーメジャー向け新造LNG船の定期用船契約を締結
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.11.21 【情報源】企業/2022.10.28 発表
株式会社商船三井は、自社100%出資子会社を通じて、大手エネルギーメジャー1社(傭船者)と新造LNG船1隻の複数年の定期用船契約を2022年度第二四半期に締結した。同船は、大宇造船海洋株式会社(DSME)にて建造され、2026年に竣工予定。同船は燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions社製エンジン(ME-GA)を搭載しており、従来のLNG船と比べ環境に配慮した仕様を採用している。
同船は更に、航行中のCO2排出量を低減するAir Lubrication System及びShaft Generatorを搭載している。
同社は「商船三井グループ 環境ビジョン 2.1」に則り環境課題に向き合い、今後もグループ一丸となって持続可能なGHGネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低・脱炭素化社会の実現に貢献していく。
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献する。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」および「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みとなる。
【株式会社商船三井】