１５年１月の総需要電力量、暖房需要の増加などで前年同月比６．４％増に

　資源エネルギー庁は平成１５年３月１３日付けで１５年１月の総需要電力量を発表した。
　１５年１月の総需要電力量は１４年１月と比べ６．４％増加した９０４億ｋＷｈ。
　このうち一般家庭で使用された電力需要は低気温により暖房需要増加が増加したことや、検針期間が１４年に比べ長かったことから、１４年１月に比べ８．６％増の２９８億ｋＷｈとなった。またオフィスビルなど業務用の需要も、低気温で空調設備の稼働が増えたことを反映し、１４年１月に比べ３．６％増加した１３５億ｋＷｈに。
　一方、産業用大口需要も自動車生産の増加や機械輸出で手堅い需要があったことを反映、１４年１月に比べ６．７％多い３３４億ｋＷｈとなった。【資源エネルギー庁】