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環境ニュース[国内]

住友化学、自動車分野のマテリアルリサイクル事業化に向けたパイロット設備導入へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.10.19 【情報源】企業/2022.09.21 発表

 住友化学は、使用済みの自動車から得られる廃プラスチックを再資源化するマテリアルリサイクルの事業化に向け、パイロット設備を導入することとした。2023年度中に顧客向けにサンプル提供を開始し、自動車分野のリサイクルプラスチックの商業生産を目指した取り組みを加速させていく。

 同社は長年培ってきたプラスチックの製造技術を生かし、使用済み自動車から得られる廃プラスチックを用いてポリプロピレンコンパウンドを製造する新たなプロセスを構築することとした。そのため、廃プラスチックの種類や特性に応じて高精度な選別や異物除去などを一貫して行う設備を導入し、今後、自動車向けに高品質なリサイクルプラスチックの商業生産を目指す。

 住友化学は、経営として取り組む重要課題の一つに環境負荷低減への貢献を掲げ、マテリアルリサイクルなどプラスチックの資源循環に取り組み、これからも、さまざまなステークホルダーと連携することで、持続可能な社会の実現を目指していく、としている。
【住友化学株式会社】

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