一般財団法人環境イノベーション情報機構
資源循環技術・システム表彰の受賞者を決定 新日鐵が経済産業大臣賞
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.03.12 【情報源】経済産業省/2003.03.11 発表
経済産業省は平成15年3月11日、平成14年度の「資源循環技術・システム表彰」の受賞者を決定し、発表した。この表彰は廃棄物発生抑制、再使用、再利用に寄与する優れた技術、装置の開発事業奨励・普及を目的としたもの。昭和50年に「再資源化貢献企業表彰」の名称でスタートし、経済産業省が(財)クリーン・ジャパン・センターに委託し、同センターが公募、審査、表彰の実務を行っている。
14年度は36件39社の応募があり、クリーン・ジャパン・センター内に設置した審査委員会の審査の結果、新日本製鐵(株)広畑製鐵所の「冷鉄源溶解炉におけるタイヤチップ使用技術の確立」が経済産業大臣賞に決まった。
また経済産業省産業技術環境局長賞として、川崎製鉄(株)の「鉄鋼スラグ水和固化体の港湾土木材料への適用」、(株)トクヤマの「廃プラスチックのキルン前部吹き込みによる有効利用技術の開発」、日本アイ・ビー・エム(株)の「パーソナルコンピュータのリユース事業」の3件3社の表彰を決定し、協賛団体でもある(財)クリーン・ジャパン・センター会長賞10件12社、奨励賞3件3社、合計17件19社の表彰を決定した。【経済産業省】