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環境ニュース[国内]

トクヤマ、NEDOのGI基金事業に参加しカーボンネガティブコンクリートの実用化に挑戦

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.10.11 【情報源】企業/2022.09.12 発表

 株式会社トクヤマは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」のコンクリート分野において、このほどデンカ株式会社との共同実施契約に合意し、本格的に活動を開始した。

 同コンソーシアムが進める技術開発は、2030年までにカーボンネガティブコンクリートのCO2排出量の削減・CO2固定量の増大を図るとともに、コスト低減を実現する製造システムの確立に取り組むもの。併せて、確立した技術の品質管理・CO2固定量評価手法に関する技術の開発も行っていく。

 カーボンネガティブコンクリートとは、CO2削減・固定化する技術を組み合せることで、コンクリートを製造時に発生するCO2量を実質マイナスにするコンクリートである。トクヤマはセメントを兼業する化学メーカーであり、その技術と知見を基に、デンカ社と共に、カーボンネガティブコンクリートを構成するキーマテリアルの材料開発を担う。

 同社は中期経営計画2025の柱の一つに「地球温暖化防止への貢献」を掲げており、本コンソーシアムへの参加をはじめ、積極的な技術開発を通じて、温室効果ガスの削減を目指していく、としている。
【株式会社トクヤマ】

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