一般財団法人環境イノベーション情報機構
商船三井、LNGを主燃料とした大型船6隻の建造を決定、2030年までに「LNG燃料船90隻」を着実に推進
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.09.27 【情報源】企業/2022.08.25 発表
株式会社商船三井は、環境負荷の低いLNGを主燃料としたケープサイズバルカー4隻および、大型原油タンカー(VLCC:Very Large Crude Carrier)2隻の建造を決定し、造船所と建造契約を締結した。ケープサイズバルカーは中国船舶集団青島北海造船有限公司と21万重量トン型ケープサイズバルカー4隻の建造契約を締結した。同社初の同造船所での新造発注であり、2025年より2026年にかけて順次竣工する予定となっている。
VLCCは川崎重工業株式会社と30万9千重量トン型VLCC 2隻の建造契約を締結した。今回発注したVLCCは、川崎重工業株式会社が中国遠洋海運集団有限公司と共同運営している大連中遠海運川崎船舶工程有限公司(DACKS、中国、大連)にて建造する。LNG燃料VLCCの建造は本邦タンカー船社初の取り組みとなり、2025年より2026年にかけて順次竣工する予定。
【株式会社商船三井】