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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、雨水越流の解消を目指し計画を発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2022.09.13 【情報源】イギリス/2022.08.26 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、「雨水越流水放流削減計画」を発表した。汚水と雨水の合流式下水道では豪雨時に越流した未処理下水が公共水域へ流入し、健康・環境上問題である。都市膨張と気候変動による豪雨の増加で、越流は増加する。「計画」は越流水放流の完全解消を目指し、水道各社に対し越流水の水質改善や放流の量・回数の削減等の対策をとるよう義務付ける。違反した場合、罰金・利用料金の返金が課せられる。

「計画」は、対策として次の4つの選択肢を示す。
 1)汚水と下水の分離下水道に転換、
 2)雨水貯蔵容量の増強、
 3)地下浸透等を利用し雨水を自然処理、
 4)地下水の流入防止・管路の漏れ防止等施設の改善・効率化と節水等利用者の啓発。

 選択肢1は大事業となるので、残る3つの選択肢の単独又は組合せ実施を勧める。「計画」は2050年目標で、水道会社は総額560億ポンドの投資が必要である。2025年まで「計画」実施に伴う料金値上げはないが、物価上昇もあり最終的に年額200ポンドの値上がりが予想される。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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