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環境ニュース[国内]

無・減農薬農産物などの表示ガイドライン改正案への意見募集を実施

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.03.07 【情報源】農林水産省/2003.03.07 発表

 農林水産省は平成15年3月7日、無農薬、減農薬農産物などに対する表示ガイドラインの改正案を公表し、15年4月7日まで意見募集を行うことにした。
 農林水産省では無・減農薬、無・減化学肥料の農産物を「特別栽培農産物」と位置づけ、これらの販売時の表示の基準となるガイドラインを作成しており、現行のガイドラインは農薬や化学肥料を慣行的に行われている使用レベルの5割以上削減した作物については「減農薬」あるいは「減化学肥料」と表示できること、農薬や化学肥料を使用しない作物については「無農薬」あるいは「無化学肥料」と表示できることを定めている。
 今回の改正では「無農薬」、「無化学肥料」、「減農薬」、「減化学肥料」などの名称を「特別栽培農産物」に1本化し、農薬と化学肥料双方を慣行的に行われている使用レベルから5割以上削減したものに限って「栽培期間中不使用」「当地比○割減」などとと表示できるとした。
 さらに、これまで曖昧だった「慣行的な使用レベル」の内容についても「地方公共団体が策定・確認したレベル」と算定の根拠を明確化し、無害であることが明らかな食酢などの「特定農薬」や天敵のみを使用している場合は「○○(特定農薬などの名称)使用」と併記した上で「栽培期間中不使用」の表示を行って差し支えないとしている。
 意見は郵便、FAX、web上で受け付けている。【農林水産省】

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