出光、Skye Renewables Energy社への出資参画、東南アジア地域で屋根設置太陽光発電事業を展開

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.08.26 【情報源】企業／2022.07.12 発表

　出光興産株式会社とSkye Renewables Holdings Pte. Ltd.は、共同事業会社Skye Renewables Energy Pte. Ltd.のもと、東南アジア地域を中心に産業用施設・商業用施設の屋根設置型太陽光発電事業の開発・運営を行うことを決定した。
　出光は、子会社の出光アジアパシフィックを通じて、Skye Energyに資本参加を行い、屋根設置型太陽光発電の堅調な需要伸長が見込まれているシンガポール・マレーシア・フィリピン・ベトナムを中心として屋根設置型太陽光発電事業を推進する。
　屋根設置型太陽光発電は、環境負荷やエネルギーコストの低減を目的として、産業用・商業用施設や公共施設において、今後急速に普及することが期待されている。
　同事業では、最新鋭の太陽光発電システムを消費者の施設に設置し、優良なエネルギーソリューションサービス、ならびに高品質な再生可能エネルギーの提供を通じて、脱炭素化・ESG経営を支援する。

　世界各国が脱炭素化を志向し電力需要の拡大が見込まれる中、太陽光発電を含む再生可能エネルギーは、電力需要を賄う中心的役割を果たすと期待されている。同社は、今後も需要が伸びるとされる北米やアジア地域の再生可能エネルギー発電事業への積極参入を通じて、カーボンニュートラルに向けたエネルギートランジションに貢献していく。
【出光興産株式会社】