一般財団法人環境イノベーション情報機構
旭化成、プラスチック資源循環プロジェクト「BLUE Plastics」でファミリーマート実店舗における実証実験の検討を開始
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.08.25 【情報源】企業/2022.07.06 発表
旭化成株式会社、株式会社ファミリーマート、伊藤忠商事株式会社、伊藤忠プラスチックス株式会社(CIPS)は、資源循環社会の実現に向けたデジタルプラットフォーム構築プロジェクト「BLUE Plastics(Blockchain Loop to Unlock the value of the circular Economy、ブルー・プラスチックス)」において、ファミリーマート実店舗におけるトレーサビリティ(追跡可能性)システムのプロトタイプを用いたPETボトルリサイクルの実証実験を行うことで合意した。本実証の初回は2022年秋以降に行う予定。実証を通じて、旭化成、ファミリーマート、伊藤忠商事、およびCIPSは、コンビニエンスストアを起点とするPETボトルのリサイクルチェーンの可視化が、消費者の行動変容・再生プラスチックの利活用促進に与える影響を調査し、トレーサビリティの価値を検証する。
消費者は、実証を行うファミリーマートの店頭に設置された回収箱に、使用済みPETボトルを投入する。その際、回収箱に印字された二次元コードをスマートフォンで読み取り、投入したPETボトルの本数をアプリ上で登録する。これにより消費者は、ブロックチェーン技術のトレーサビリティによって、自分が投入したPETボトルが回収後にリサイクルチェーンのどのプロセスにあるのかを確認することができる。
【旭化成株式会社】