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環境ニュース[国内]

日本製鉄、純チタンで世界初となる環境配慮型素材「TranTixxii(R)-Eco」を開発〜アウトドアメーカーのスノーピークへ供給を開始〜

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.08.24 【情報源】企業/2022.06.30 発表

 日本製鉄株式会社は、純チタンで世界初となる環境配慮型素材TranTixxii(R)-Eco(トランティクシーエコ)を開発し、株式会社スノーピークへの供給を6月より開始した。

 TranTixxii(R)-Ecoは、チタンインゴットの原料としてチタンスクラップを50%以上添加することにより、省CO2・省資源を実現した環境配慮型の素材で、東日本製鉄所直江津地区にて製造する。
 通常、チタンインゴットの原料には主としてバージン原料であるスポンジチタンを使用するが、TranTixxii(R)-Ecoでは原料の50%以上をスクラップリサイクルに置き換える。その結果、製錬工程におけるCO2発生量が50%以上削減できることになる。
 今回、環境配慮型素材TranTixxii(R)-Ecoのコンセプトにスノーピークが共感し、商品開発の段階から協議を重ね、商品化を実現することができた。

 日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していく、としている。
【日本製鉄株式会社】

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