一般財団法人環境イノベーション情報機構
キリンHD、「環境報告書」2022を公開
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.08.17 【情報源】企業/2022.07.06 発表
キリンホールディングス株式会社は、2022年7月6日(水)に「環境報告書」2022を公開した。本年の主な開示概要
■相互に関連する環境課題への統合的アプローチ
■TNFDが提唱する「LEAPアプローチ」およびSBTNが提唱する「AR3Tフレームワーク」による自然資本の試行的開示
■2021年10月に公開された「TCFD新ガイダンス」に準拠した開示(移行計画含む)
2022年3月に公開されたTaskforce on Nature-related Financial Disclosures(TNFD)のフレームワークβ版 v0.1では、気候変動関連のリスクと自然関連のリスクに対して統合的にアプローチすることが推奨されている。同社は、2013年に「生物資源」「水資源」「容器包装」「気候変動」の4つの環境課題を、独立したものではなく「相互に関連する環境課題」と明記し、「キリングループ長期環境ビジョン」の基本思想を立ち上げて以来、統合的なアプローチに取り組んできた。この基本思想は、2020年に策定・発表した「キリングループ環境ビジョン2050」にも受け継がれていることから、TNFDが推奨する統合的なアプローチは、キリングループが継続的に志向してきた考え方そのもの。
本年の「環境報告書」では、キリングループの価値創造モデルである下記のフレームワークを初めて開示するとともに、さまざまなパートでキリングループの統合的(holistic)アプローチを紹介している。
【キリンホールディングス株式会社】