一般財団法人環境イノベーション情報機構
三井化学、自社製品の国際輸送により発生したCO2の排出量を見える化
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.08.03 【情報源】企業/2022.06.15 発表
三井化学株式会社は、自社製品の過去3年分の国際輸送により発生したCO2排出量の計算を、三井倉庫ホールディングス株式会社と共同で実施した。この算定により、三井化学は、原材料、生産、製品出荷に至るほぼ全てのCO2排出量の計算・開示を行うことが可能となる。特に製品出荷部分は、国際的な第三者機関の妥当性評価も得た精度の高い算出法となる。
両社は、今後も三井倉庫HDが提供する物流デジタルプラットフォームを通じたリアルタイムなCO2排出量の可視化についても、協業を進めていく。
今回の計算方法の画期的な点
・グローバル全域で海上・航空のみならず鉄道やトレーラーなど、複数の輸送モードを用いた複合一貫輸送を対象としていること。
・同一の輸送モードを使用しても、地域ごとに異なるCO2の排出量係数の差なども考慮して精度の高い算定を可能としたこと。
・三井倉庫HD提供の本計算方法が、国際的な第三者機関であるDNV社 の妥当性評価も得ていること。
【三井化学株式会社】