一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)七ヶ宿陸上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.07.25 【情報源】環境省/2022.07.22 発表
環境省は、「(仮称)七ヶ宿陸上風力発電事業計画段階環境配慮書」(七ヶ宿陸上風力発電合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、宮城県刈田郡七ヶ宿町において、最大で出力130,200kW(単機出力4,200kW×最大31基)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)宮城県のゾーニングエリアの区分の根拠を確認し、その趣旨をよく理解した上で、宮城県等と協議等を行い、対象事業実施区域等を適切に設定し、本事業の実施による重大な影響を回避又は極力低減すること
(2)風力発電設備を住居等から離隔を取ること等により、騒音及び風車の影による生活環境の影響を回避又は極力低減すること
(3)風力発電設備への衝突事故、移動の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(4)既存道路、無立木地等を活用すること等により、自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】